油絵の筆を毎日洗うのが苦痛で仕方なく、これは間違いなく油絵を描くのを諦めた理由の一つでもありました。
そこで出会ったのが、Genevaという油絵具メーカーの社長が運営している素晴らしいチャンネル。
この方の素晴らしいところは、自分の製品を売るだけでなく、どこの国の画材店やネットショップでも手に入る材料を使って自作するレシピを教えてくれているところ。
サフラワーオイルとクローブオイルをつかって簡単に『ブラシディップ』というものをつかって、それを筆につけて置けば2週間は固まらないという優れたアイディア。
油につけっぱなしじゃなく、漬けて、ブラシスタンドに横置きしておくというもの。今回はそのことについては触れないけど、このチャンネルにはそのスタンドの自作方法まであります。
で、それでも良かったんだけど、AIにいろいろアイディア聞いてみました。
AIに聞くとデタラメも多くてムカつくのだけど、たまに試してみたくなることも言う。
で、おすすめされて買ってしまったのがこちら。
AIのやろうが、「漬けて(出して)置くだけでは固まる、筆を吊るす筆洗でつけっぱなしドブ漬けしておいたほうがいい」と言うんです。
AIって時々気持ち悪い言葉遣いするよね「ドブ漬け」って、、ネットはびこる汚い言葉。いや自分も使うけどさ、機械にはちゃんとした手本となる美しい言葉遣いをしてほしい。
まあでも一理あるかなと思って、買ってみたんです。
とはいえ絵画用のサフラワーオイルを使うともったいないし、こんなむき出しだと酸化も早まりそうと相談したら
そして「高価な絵画用サフラワーオイルは不要です、食用のサラダ油でも十分ですよ」とかいいやがるんです。
ほんまかいなーと思いましたが、「絵を描くときはしっかり拭き取れば大丈夫」と断言するので一応実験してみることに。

食用油とはいえ『紅花油(サフラワー油)』がいいのかなと相談したら
「わざわざ買わなくても家にあるサラダ油でいいですよ」と言い切る。
”オレイン酸”という酸化防止剤が入っているので、くれぐれも絵を描く時に混入しないように。
ということだったのでまあ絵を描く前に筆洗油(ブラシクリーナー)で洗えばいいかと、家にあった業務スーパーキャノーラ油で試す。

流し込んで、、

酸化防止のクローブオイルも数滴入れてみるか。

根本まで漬けるも、、なんか不安。
まず、浅いので、ひっくり返したら大変。
あと、表面むき出しなので、なんつうか、キッチンで揚げ物したあとの匂いっていうの?油臭さが部屋中に充満。

袋を被せてみたり

アルミ箔かけて袋被せたりしてみたけど。
このくらいしたらまあ匂いはおさまるも、こんな見苦しいものが部屋にあることが耐えられない。
毎日絵を描くたびにこれを被せるの?と思うとうんざりで。。。

絵の具のついた筆を入れて洗うと汚れはよく落ちる感覚はいいんですけどね。
さすが油は油で洗うのに向いている。

・・・が、兎にも角にも、この見た目が見苦しすぎる涙。なので一晩で捨てました。もったいない。
ブラシスタンドはなにかに使うかな、一応しまっておくけど、、何用途なのかナゾである。
吊るすのはいいとして、アミは何のためか。沈殿用なのだから、油絵のものだと思うけど。中国の作家さんで使ってる例とかあるのかしら。
↓こういう蓋付きのやつならまだいいんだろうけど
筆を漬けておく間は蓋が閉められないわけだから、浸けっぱなし運用はやっぱり向いてない。
ほんと、AIもテキトーなことが多いよなぁ。文句つけたら詫びる言葉だけは企業の記者会見なみ。
そして後日別スレにして同じこと聞いたら「食用油は使ってはだめ」「浸けっぱなしは筆に良くない」とか簡単に意見を翻すというかほんと毎日イライラさせてくれる笑
ということで、Genevaの社長の言うように、筆はディップだけして、横置きにおいておく運用にしました。
やっぱり人間の一次情報が一番大事。
長い油絵の歴史の中で誰もやっていないことは、誰かがやったけどダメから普及していないことがほとんどである。