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下描き
ペイントコーチのパトレオンには30分で描くシリーズというのがある。
短時間でたくさん絵を描くほうが、一枚の絵に何日も描けるよりも早く上達する、というのが彼のモットー。
古典技法や超細密画を描く場合はそうはいかないけど、アラプリマ一発描きを上達させたい場合本当にそう思う。
今まで専門教育を受けてきて、そういうことを言ってくれる先生に現実世界で出会ったことがない。
昔にそういう人に会えていたら人生違ってたかもなー。。別の意味で違ってそうだけど笑

モチーフはベネチア、夕日があたった聖堂のある風景。
ケント紙(キャンソンブリストル)にバーントアンバーを混ぜたジェッソで地塗り。
サイズは半分に切ったA5、小さいのがいい。
筆は白ナイロン
オドレスペンチングオイル
空

夕暮れ時の微妙な色の空、聖堂に当たる温かい光。
表現したいけど、とにかく色が決まらない。混色がうまくいかない。時間がかかる。
クリスはささっと一発でいい感じの色を作り出す。
これこそ経験というか訓練だね。たくさん描いて体得したい。
何色をどのくらい混ぜて、、とか初心者はレシピを知りたがるけれど、そんなのアーティスト本人も厳密にわかっているわけじゃない。
とにかく経験、そしてどのメーカーの絵の具だろうと何色だろうと、作ろうと思えば作れるのである。
ブロッキング

細かい形にこだわらず、最初のレイヤーは平坦にブロッキングするというやりかたが本当に私には合っている。
しかしクリスも大胆にブロッキングして、リファレンスの写真とかなり乖離しているので、自分は写真に併せたほうがいいのかクリスの絵に合わせたほうがいいのか、そこに迷いが生じる。
早く卒業して自分の感性で描きたい(クリスは数年は自分ほか一人の師匠についていけと言ってるけど、ま、それは商売だね笑)
ディテール?

暗部の細かいところをざっくりと描いていく。
私は本当にまっすぐ線が引けないんだけど、クリスも線がグニャグニャなんだよね。
それでいいんだーって感じで気持ちが楽になるといえばなるけど、私の思う線と違うとちょっと脳がストレスを感じる。
なので中盤以降は自分の思うディテールを追求していってしまった。
仕上げ

お手本の船がでかすぎてがどうしてもイヤで、自分なりに写真に近づけて小さくした。
写真と乖離するとすごく気持ちが悪いと思ってしまう。まあ写真通りに描けているわけじゃないけれど。
人を描くことで風景がダサくなるのがガマンできない。。。
こういう風に守破離していくものだろうか(達観笑)
ただ、流石と思ったのは色使い。そして雑に描いてっぽく見える筆はこび。
水の色とか、光の色
なによりも光と色が大切だと思った。混色頑張るぞ。
印象派風いいよね、自分の筆使いを工夫したい。
完成

あんまり暖かい光がしっかり出なかったなー。カメラのせいもあり青っぽくなってしまった。
でも30分(私は実際は30分じゃなくて1時間くらいかかったけど)でこれだけ描いたらまずはヨシじゃない?
経験あるとはいえ私は素人同然だからね。
30分シリーズは楽しい。いっぱいやりたいな(といってなかなかやらない)
ベネチア
私ベネチア行ったんだよなー大学時代の美術研修で。
本当に貴重な体験だったけど、当時はそのありがたみがほとんどわかっていなかった。。。
ベネチアの感想はとにかく臭かった・・・申し訳ないけど街中ぼっとん便所の匂いだった。
洪水とかだったのかな?いつもそうなのかな?慣れると平気なのかも。
今の成熟した(自分比)脳でもう一度過去をやり直したいよ涙