ワイエスが豊田にやってきた!ので見てきました。
豊田市美術館
うちからまあまあ近い美術館。
以前モネの展覧会ではじめて行きました。
それにしても素晴らしい建物、素晴らしい環境です。(歩いて行くのは不向き)

気温は40度近く。
少しでも浮かそうとチケットは平日限定早割で買って、金曜午前に行きました。

ばぁ~ん!
ワイエス展
私は待ちに待っていた展覧会、というかこのレベルって東京にいかないとまず見れないんだけど、モネのときもそうだったけど豊田市美術館、なかなか力がありますな!さすが税収が多い笑
一緒に行った家族は全く美術には疎いのでワイエスは初耳でした。(モネは知っている、ただしマネとの区別がついていない)
そんな感じなのでワイエスってあまり一般的に知られてないかも?マニアックかも?
平日午前なら空いてるかも?と行ったのですが。。。

受付の時点で結構並んでて、中に入ったらすんごい人でびっくり。一つ一つの絵を、ちょっと待ってないと見る順番が回ってこない感じ。ほぇ~。
夏休みだから、というわけじゃなく、ご高齢の方々(私も含め笑)が多くて、人気っぷりにびっくりです。私が世間に疎いだけか。。
ワイエスはテンペラ画がメインなので、油絵ほど見に来る人はいないのかもと思っていたけど、水彩画も多く展示されていたもんね。
絵を見てる方々の会話を聞いていると(盗み聞きじゃなくて聞こえてくるのよ)、結構水彩画を習ってる人が多かったみたい。
で、今回、絵を写真撮っても良かったみたいなんだけど、撮らなかったというか撮ってもいいかどうかわかんなくて、、撮影禁止の札とかも出てたし、どれが良くてどれがダメかわかんなかった><
まあ写真撮りだすと、見るのに集中できないからまいっかって感じで、まじまじと覗き込むようにタッチを鑑賞しました。(白線の後ろ側から下がってですよ)老眼鏡は必須!笑
本当に細かい細かい!!わしには無理じゃ~~~
テンペラ技法については、実は私は大学でちょっとやったんですよね。
美大じゃなくて教育学部美術科だったので、体験程度だったけど。忘れもしない、真夏で卵が腐って教室がエライ目に。。。普通に油絵具あるのになんでこんなことすんやろ、としか思わなかったな、当時は、、、
ジョットー風のフレスコ画もやったし、紙漉きもやったし、本格リトグラフもやったし、、
ああもったいね~~!!!ちゃんとやればよかった。
ちなみに教授は東京藝大の油画出身の偉い先生です。いい先生だったなぁ、、
は~~ぁ、真面目にやらなくて本当にもったいね~若い頃の自分を殴りたい!!!殴って自分が代わりたい!!
ワイエス展の感想
生涯の友人だったというオルソン家とその家に感銘をうけて描き続けたワイエス。
完成作だけじゃなく、そこに至るまでの習作もたくさん展示されててすごく参考になった。
オルソンハウスがどういう構造になっていたかは模型もあってわかりやすい。
家族はこういう家に住んでみてぇ~~と言っていたけど、住むには適さないだろうなぁ。
こういう不便そうな、没落して今にも朽ち果ててしまいそうなその様子を絵に捉えるのが面白い(興味深いと言う意味)んだよね。
私はあまり西洋の建物には興味がもてないけれど、昭和のボロ家とかにすごく萌えるからそういう感覚すごくわかる。近所の古い家とか描きたいんだけど、、日本の住宅街で(下手くそな私が)スケッチしてると通報案件になってしまうからなぁ。。(観光地ならまだいいかもだけど、普通の家が描きたいんだよ)
あとこの展覧会、絵の横に詳しい解説が書かれててすごくわかりやすかった。タイトル以外何もないところで想像を働かせるのもいいかもしれないけど、予備知識わかると絵に対する理解が一層深まるからありがたい。
学芸員さん素晴らしい。
ワイエスの絵を見ていると、とにかく彩度が高い絵具なんてなくてもいいんだなと思える。
ほぼモノトーンの中にほんのりと色彩があるかっこよさよ。明暗をとらえる描き方、参考にしたいね(できるものなら笑)
あと、人を描かずに人を描くテーマ。これも挑戦してみたい。人物画(韓国俳優とか)ばかり描いている昨今だけど、本当は風景なんかも描きたいんだよね。
ワイエスの室内の絵なんかは、Liminal Spaceみたいなのにも通じる気がするし、描きたい欲が湧いてきましたよー。
ワンテーマで連作っていうのもいいよねえ。私も自分が追求したい主題をいつかは見つけたいな。
一番気になったのはこのワイエスの自画像、イイ顔してますな。
ちょっと漫画っぽい表現が面白い。この表情とスケッチブック抱えて荒野を見つめる姿っていうのが良いです。
この絵のポストカードほしかったんだけど、なかったのでかなP。
そんなんだったら館内写真撮ればよかった・・・涙、というわけで、Redditに貼られた画像を埋め込みました。
出口でやってたビデオ上映も、短いけど技法の紹介もあって良かった。見ないとソンソン。
いい展覧会でした。

で、見終わってからレストランで食事しようと思ったんだけど、激混みでした。
この鏡のエリア、かっこいい。
ダニエル・ビュレンという作家の作品『色の浮遊│3つの破裂した小屋』というのだそう。
私は現代美術はわかりましぇ~ん。理解しようという気もない。高校大学とさんざん「コンセプトが~キャパシティが~アビリティが~」とかやらされてきたし、新卒就職した画廊でよくわからん作品をムリヤリ理屈こねて売らなきゃいけないとかで病んだので、現代美術にはアレルギーがあります笑
「かっこいいと思えばいい作品」と習った(誰に習ったか忘れたけど)ので、それでいいよね。
豊田市博物館『むし展』
ついでに同じ敷地にある豊田市博物館も行ってきました、ここは初めて行った。
それにしても~~~こっちも素晴らしい建物だなあ~~~
儲けとるなぁ豊田市さんよぉ笑

正直虫は苦手なんだけど、目視できないほどめちゃくちゃ小さい虫を巨大高精細画像で見せるというのは結構面白かった。写真は綺麗であんまりキモくなかったし。(昆虫の裏側が苦手笑)
夏休みの子どもたちが結構来てました。美術館のほうとは全く客層が違う。

ゾウムシ怖い
Quiet Apocalypseという動画を思い出しました。
巨大昆虫って終末感あるよね。。。怖い怖い。

豊田で採れる昆虫の特集もあって、なんかGっぽいのもいた気が・・・
きれいな蝶は好きなんだけど、あまりじっくり観察したくない、気持ち悪くなる笑
そうそう、バイオリンムシってGの仲間なんですのよご存知奥様?
マレーシアで見たんだけど、それを知ってから見るの無理になりました笑
家族は昆虫採集が趣味でこんな箱が家にもいっぱいある、、、なんとかしてほしい笑
おまけ

帰りはかっぱ寿司に行きました。私がこんなに食べたんじゃないよ。でもこの程度でめっちゃ幸せなので自分の舌に助けられる笑。
美術館ってめっちゃ歩くから疲れるんだよね、、パフェで補給も翌日は寝込みました。まだ調子悪い。。。
疲れも含めてほぼ旅行気分だから、安くていいな(自分的にはこの出費も安くないけど)
次は9月のゴッホ跳ね橋展。
体弱いからおいそれと出かけられないので、いちいち命がけ、いや命がけほどでもないけど、1~2週間体調悪くなる覚悟しないといけない。
がんばるぞい。